病気予防のために春の一番花に向けてやっておきたいバラの芽かき

せっかく芽吹いた芽を取るのは後ろめたい気持ちになることもありますが、病気予防のため芽かきをしています!
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2月も終盤になると真冬から少し春っぽい気候になってきますよね。そうすると、休眠していたバラたちも活動を始め、赤いポッチが徐々に膨らんで行き、葉が展開・・・日々この一連の変化を見ているだけで、幸せな気持ちになれます。

ばかる
ばかる

時間が許すなら一日中見ていたいね!

この時期に、病気予防のために春の一番花に向けてやっておきたいのが芽かきです。

ところで「芽かき」とは?

せっかく冬に貯めていたエネルギーを使って芽吹いたのだから、新芽は全部育ってほしいところです・・・が、一か所から複数の芽が出ているところは、そのままだと、複数の芽で栄養の取り合いになってしまいます。

そうなると太く充実した枝にはならず細い枝になってしまい、自ずと花も小さくなってしまいます。また、枝が混みあい風通しや株元の日当たりが悪くなり、病気の遠因にもなるので、病気予防のため芽かきをしています。

芽かきは、冬剪定などとは違い必須な作業ではないよ。やらなくても、普通に育つし、花も咲きます。むしろ、花の数だけで考えれば多いです。

あんる
あんる

芽かきする芽の選び方

一番大きい芽を残す

複数の芽が一ヵ所から芽吹いた場合は、その中で一番勢いがあり大きい芽を残します。

内側に伸びる芽は取る

株の内側に伸びる芽を優先的に取り除きます。残しておくと、伸びた枝同士が干渉し合って風通しが悪くなってしまいます。

スペースの都合で、外側に伸びる外芽を残すのが難しい場合は、内芽を残して外芽を取り除くのもアリです。

あんる
あんる

また、普通に1つで出た芽でも、残しておくと混み合いそうな場合は取り除きます。

まとめ

せっかく芽吹いた芽を取るのは後ろめたい気持ちになることもありますが、病気予防のため芽かきをしています!

最後に、芽かきするときは、周りの枝に服の袖を引っ掛けたりして、必要な芽を落とさないように気を付けてください。芽は簡単にポロっと取れます。

毎年、何個か落として、すっごく後悔します

あんる
あんる
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