黒星病、うどん粉病の菌は、株元の皮が少し剝がれて浮いている隙間や葉の付け根などで越冬します。冬剪定が終わったバラは葉もなく、枝も短いのでこの時期に予防的対処を行うと散布する量も減らせますし手間も減らせるので一石二鳥です。
更に、葉がないこの時期は薬害のことをあまり気にする必要がないのもいいです。
あんる
この時期に散布する殺菌剤は「ダコニール」がおすすめです。↓でも書きましたが、殺菌剤のローテーションを考えると気温が高くなってからは薬害が出る「ダコニール」を冬の間に使用することをお勧めします。
また、通常は1000倍希釈ですが少し濃い目に希釈して病原菌を殲滅してしまいましょう。葉が無いので薬害を気にしなくて良い、この時期のメリットです。
ウチでは冬剪定後に殺菌剤を散布することで春先の病気がかなり抑えられている気がするので、毎年行うようにしています。