剪定バサミは、使用していると段々切れ味が悪くなっていきますよね。主な原因は、剪定した時に付着した樹液が固着するしたためです。これを放っておくとハサミがサビたり、他の植物に病気をうつしてしまことに成りかねないので定期的にお手入れしてあげましょう。
剪定ばさみのお手入れに必要なアイテム
刃物クリーナー
シュッと吹き付けて1分程待ってから拭き取るだけで、固着した樹液を綺麗に落とせるアルスの「刃物クリーナー」です。
ハサミ専用研ぎ器 とぐ造!
刃物を研ぐというと、難しそうなイメージがありますが、これは物凄く簡単に研ぐことができます。V字に凹んでいる箇所に刃を当ててシュッと動かすこと数回。たったこれだけです。
その他
ペーパータオル
吹き付けた刃物クリーナーの拭き取りに使用します。ティッシュペーパーでもキッチンペーパーでも何でも良いです。
サラダ油
最後の仕上げに防錆のために、油を塗布します。オリーブオイルでもクレ556でもいいです。
剪定ばさみのお手入れ
まずは、刃物クリーナーで汚れを落とします。私はいつも外でお手入れしますが、室内でお手入れする場合は、汚れ防止のため床やテーブルに新聞紙などを敷いた方が良いです。
ハサミの刃を広げ樹脂の固着で汚れた刃部に刃物クリーナーを吹き付け、1分程度待ちます。
剪定ハサミのネジ部分に刃物クリーナーが入るとサビの原因になるので注意が必要です。
赤茶色の汚れが浮いてきますので、ペーパータオルなどで拭き取ります。しばらく、お手入れをしていなかったハサミなど汚れが酷い場合は、2,3度繰り返すと綺麗になります。
ペーパータオルなどで拭き取る時、少し力を入れて拭きますが刃で手を切ったり刃先を刺さないように気を付けてください。
刃先を刺して結構出血したことがあります・・・。
汚れが落ちた後は、研ぐ造!を使って刃を研ぎます。といってもV字に凹んでいる箇所にシッカリ刃を当ててシュッと数回引くだけです。たったそれだけ。
箱に記載されている通り刃裏をシッカリ固定してシュッ!がコツです。
最後に、サラダ油を刃に塗れば完了です!
まとめ
バラの冬剪定時に、切れ味が悪かったのでサッとお手入れしました。完全には汚れが落ちていないですが、これでも十分切れ味が良くなりました。剪定時の切り口もスパッと綺麗に切れるようになり冬剪定も捗りました。