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ローテーションを考慮したバラの消毒薬を考える

by あんる
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バラの薬剤

バラを育てていると、病気で葉を落として調子を悪くすることがありますよね。

バラの病気は、うどん粉病と黒星病が殆どで、これらを防げば元気に育ってくれます。そして、消毒薬・殺菌剤を散布することで病気を効果的防ぐことができます。

ばかる
ばかる

でも、薬剤は、たくさん種類があって何を使えばいいのか良くわからないよ!

って思う人も多いですよね。かれこれ10年以上、バラを育てていますが色々と試行錯誤してきました。最近、使用している薬剤について書きますね。

うどん粉病と黒星病

うどん粉病は、うどん粉をまぶしたように葉や蕾が白いかびに覆われます。黒星病は、葉に黒いしみ状の斑点ができた後に黄色く変色し落葉します。

これらの病気は、雨が降ったり・水やりのときに、土の中にいるカビのような菌が水と共に土から跳ね上がり、バラの葉などに付着し、病気を発症します。

ですので、バラの周りにマルチングをすることで水の跳ね上がりを抑えて、病気の発症を抑えることも可能です。それでも完全に抑えることは難しいですよね。

予防薬と治療薬

殺菌剤には、発病を予防する予防薬と、発病後の菌を殺す治療薬の2種類あります。この二つの役割を同時に果たす殺菌剤はないため、2種類の薬剤を混ぜて使うことで、効果的に病気を防ぎます。

殺菌剤は、2種類あるんだよ

あんる
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予防薬

お店で簡単に購入できる代表的な予防薬です。

系統商品名称
無機銅系サンボルドー、カスミンボルドー、Zボルドー
硫黄系(マンゼブ)エムダイファー、ジマンダイセン
有機塩素系ダコニール
代表的な予防薬

ダコニールは気温が25℃以上になると薬害が出るので注意が必要だよ。

あんる
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治療薬

お店で簡単に購入できる代表的な治療薬です。

 系統商品名称
EBI系サルバトーレ、サプロール、トリフミン
ベンズイミダゾール系トップジンM、ベンレート
代表的な治療薬

薬剤のローテーション

バラの病気を防ぐために殺菌剤を散布しますが、同じ薬剤を使い続けるとその薬剤に耐性を持ってしまい殺菌剤が利かなくなってしまうことがあります。

薬剤に耐性を持ってしまうことを防ぐために、成分の異なる殺菌剤を複数用意して順番に使うのです。これをローテーションと言ったりします。

ローテーションの際に注意することがあります。それは、商品名が異なる薬剤でも、系統が同じ薬剤は成分が同じまたは似ているので、順番に使ってもローテーションしていることにはならないのです。

私の薬剤ローテーション

3月は、越冬した菌を処理する目的で予防薬のダコニールだけ散布します。上にも書きましたがダコニールは気温が25℃以上になると薬害が出てしまうのですが、この時期でしたら問題なく使うことができるからですね。

4月以降は、気温が高くなる時期までは2週間に1回程度の頻度で下記の予防薬と治療薬をまぜて散布しています。

7月下旬~8月は気温が高く病気にならないので薬剤散布はしていません。また、10月以降はバラも成長しないですし、冬に向けてどうせ葉を落とすので病気になっても良いので、薬剤散布はしていません。

 使用時期使用薬剤(予防薬)使用薬剤(治療薬)
3月上旬頃ダコニール
4月上旬頃サンボルドーベンレート
4月下旬頃エムダイファーサルバトーレ
5月上旬頃サンボルドーサルバトーレ
5月下旬頃エムダイファーベンレート
6月上旬頃サンボルドーベンレート
6月下旬頃エムダイファーサルバトーレ
7月上旬頃サンボルドーベンレート
9月上旬頃エムダイファーベンレート
9月下旬頃サンボルドーサルバトーレ
薬剤ローテーション

薬剤を葉にしっかり付着させるための展着剤

薬剤が雨などで流れてしまわないように、展着剤もまぜて散布するとより効果的です。

ダインやアビオンEは、薬剤をむらなく付着・固着させる効果があり薬剤の効果が高まります。また、雨などによる流出も軽減し、効果の持続もあります。過度な期待はダメですが。

まとめ

薬剤をローテーションするために予防薬と治療薬をそれぞれ2つ使うと良いと思います。

私が主に使っているの予防薬は、サンボルドー、エムダイファー、治療薬は、サルバトーレ、ベンレートです。これまで、色々と試行錯誤しましたが、これで困っていることはないです。

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